研究業績
書籍
- 『現代日本の消費分析ーライフサイクル理論の現在地』(2023) (ISBN 978-4-7664-2895-7)
- Introduction to Japanese Household Surveys Springer:Tokyo (2018) (ISBN 978-981-10-7680-0)
- 『マクロ経済学の第一歩』有斐閣 (2013) (ISBN 978-4-6411-5006-5) (柴田章久氏と共著)
学術論文:英語
- "The Spending and Consumption Response to a VAT Rate Increase" (with David Cashin) National Tax Journal, vol. 74, pp.313-346. (2021)
- "Abenomics, Monetary Policy, and Consumption" (with Joshua K. Hausman and Johannes F. Wieland) in Takeo Hoshi and Phillip Y. Lipscy eds. The Political Economy of the Abe Government and Abenomics Reforms, pp.139-169. (2021)
- "Abenomics, the Housing Market, and Consumption" (with Joshua K. Hausman and Johannes F. Wieland) Keizai Bunseki, vol. 200, pp.37-62. (2019)
- "Estimating the Impacts of Program Benefits: Using Instrumental Variables with Underreported and Imputed Data " (with Melvin Stephens, Jr.) Review of Economics and Statistics, vol. 101(3), pp.468-475. (2019) (See also NBER WP 21248)
- "Measuring Intertemporal Substitution in Consumption: Evidence from a VAT Increase in Japan" (with David Cashin) Review of Economics and Statistics, vol. 98, pp. 285-297. (2016)
- "The wealthy hand to mouth in Japan" (with Ryota Hara and Justin Weidner) Economic Letters, vol. 141, pp. 52-54. (2016)
- "Child Benefit Payments and Household Wealth Accumulation" (with Melvin Stephens, Jr.) Japanese Economic Review, vol. 66, pp. 447-465. (2015)
- "The Impact of Retirement on Household Consumption in Japan" (with Melvin Stephens Jr.) Journal of Japanese and International Economies, vol. 26, pp. 62-83. (2012).
- "The Consumption Response to Seasonal Income: Evidence from Japanese Public Pension Benefits," (with Melvin Stephens Jr.) American Economic Journal: Applied Economics, vol. 3, pp. 86-118. (2011) (See also NBER WP 16342).
- "The Demand System and the Substitution Bias in the CPI: Evidence from the Japanese Household Survey Data," Applied Economics, vol. 40, pp. 1795-1806. (2008).
- "The Engel Curve for Alcohol and the Rank of Demand Systems," Journal of Applied Econometrics, vol. 21. pp.1019-1038. (2006)
- "Upward Bias in the Consumer Price Index Under the Zero Inflation Economy," Economics Letters, vol. 85, pp. 139-+24. (2004)
- "Product Variety and Real Exchange Rates: The Balassa-Samuelson Model Reconsidered,"Journal of Economics, vol. 79, pp. 41-60. (2003)
学術論文:日本語
- 「家計の把握とRICH プロジェクト」『経済研究』70巻4号 pp. 331-356. (2019)
- 「日本の「家計調査」と「国民経済計算(SNA)」における家計貯蓄率の乖離 ―1994 年から 2015 年における日本の家計貯蓄率低下要因―」『フィナンシャル・レビュー』vol.134 pp. 191-205 (2018) (米田泰隆氏と共著)
- 「貯蓄率の低下は高齢化が原因か?」『経済研究』68巻3号 pp. 222-236. (2017)
- 「株価の上昇が資産・所得・消費の格差に与えた影響」『貧困研究』15巻 pp. 15-25 (2015)
- 「消費関連統計の比較」『フィナンシャル・レビュー』vol.122 pp. 59-79 (2015)
- 「災害救助法と応急仮設住宅 : 阪神・淡路大震災の経験から」『国民経済雑誌』208巻 pp. 105-118 (2013) (『季刊 住宅土地経済』 92巻 pp. 22-28 (20+2)に「応急仮設住宅と被災者の支援」として再録)
- 「ライフサイクル・恒常所得仮説の検証とマクロ経済学の発展」『社会科学研究』63巻:東京大学社会科学研究所 pp.73-90 (2011)
- 「結婚・出産と就業の両立可能性と保育所の整備」『日本経済研究』65号:日本経済研究センター pp. 1-22. (2011)
- 「家計調査の課題と改善に向けて」『統計と日本経済』第1巻第1号 基幹論文 (2011) (http://www.cirje.e.u-tokyo.ac.jp/journal/journal1101.html)
- 「家計調査のパネル化について : 世帯照合の方法」 『国民経済雑誌』204巻3号 pp.51-64 (2011).
- 「新しい家族の経済学:Collectiveモデルとその応用」 『国民経済雑誌』200巻4号 pp.55-68 (2009) (小田原彩子氏と共著).
- 「予備的貯蓄とケインズ型消費関数」『社会科学研究』57巻:東京大学社会科学研究所 pp.107-128 (2006)
- 「消費者物価のクロスセクション比較:全国物価統計調査の指数算式に関するノート」『経済研究』53巻4号 pp. 337-348. (2002)
- 「名目賃金交渉とリスクシェアリング仮説」『社会科学研究』52巻:東京大学社会科学研究所 pp.119-132 (2001)(大瀧雅之氏,玉井義浩氏と共著)
- 「連鎖指数と指数の理論」韓国統計庁発行雑誌 Journal of Statistical Analysis(英訳名)(2000)(『鉱工業指数を用いた産業活動の把握に関する調査研究』(機械工業経済研究報告書H-11委-19):(財)機械振興協会経済研究所の抄訳)
- 「日本の交易条件と均衡為替レート」『日本経済研究』41号:日本経済研究センター pp. 1-27. (2000)
- 「合理的労使交渉と有効需要管理政策」『社会科学研究』51巻:東京大学社会科学研究所 pp.87-1+2 (2000)(大瀧雅之氏,斎藤孝氏と共著)
- 「為替レートの理論と実証:展望」『フィナンシャルレビュー』48号:大蔵省財政金融研究所 pp.13-29 (1999)(本西泰三氏と共著)
出版書籍所収論文
- 「出生率向上の政策効果――子育てと就業の両立支援」福田慎一編『検証 アベノミクス「新三本の矢」:成長戦略による構造改革への期待と課題』第3章 東京大学出版会 (2018)
- 「子育てと仕事の非両立が少子化を進めたのか?」阿部正浩編『少子化は止められるか? - 政策課題と今後のあり方』第2章 有斐閣 (2016)
- 「プロダクト・イノベーションと経済成長:日本の経験」吉川洋・藤田昌久編 『少子高齢化の下での経済活力』 日本評論社 (2011)
- 「日米の輸出入統計と品質調整」松本和幸編 『国際収支と経済成長』 日本評論社 (2003)
- 「顕示選好理論による真の物価指数の計測:ミクロデータの活用」美添泰人・大瀧雅之編 『家計のミクロ統計分析』(財) 統計情報研究開発センター刊 (2002)
書評
- 玄田有史・萩原牧子編『仕事から見た「2020年」結局、働き方は変わらなかったのか?』慶應義塾大学出版会 (『統計』2023年5月号)(2023年)
- 渡辺努『物価とは何か』日本経済新聞出版 (『金融経済研究』第46号)(2023年)
- 渡辺努編『慢性デフレ 真因の解明』日本経済新聞出版 (『統計』2017年10月号)
- 森川正之著『サービス産業の生産性』(『RIETI Highlight』2014年冬号)
- 小野善康著 『不況のメカニズム』岩波書店 「日本経済新聞」(2007年6月10日)
その他の論文
- 「「給付制限」はもう古い、現金給付政策の重要論点:「再分配を伴わない流動性の供給」という道も」『東洋経済』2023年8月12・19日合併号 (2023)
- 「年齢階級別データの使い方: ライフサイクル理論と消費」『統計』2022年12月号:日本統計協会 (2022)
- 「「低所得者」は「経済的弱者」なのか?」『アステイオン』Vol. 96, pp. 20-32. (2022)
- 「国勢調査」『日本労働研究雑誌』Vol.741, pp. 6-9. (2022)
- 「ポストコロナ、消費税の減税による景気対策は必要か?」『日経ビジネス』2022年3月14日号. (2022)
- 「住宅ローン金利の動向」『統計』2019年12月号:日本統計協会(2019)
- 「消費の指標:変化と水準」『統計』2018年3月号:日本統計協会(2018)
- 「景気指標としての消費」JOYO ARC 2017年9月号巻 pp.4-11 (2017)
- 「消費の決定理論:ライフサイクル仮説とその日暮らし」『統計』 2017年3月号:日本統計協会(2017)
- 「出生率向上に向けて」『日経研月報』2017年1月号 pp.24-33 (2017)
- 「経済センサスー活動調査とSNA」『統計』2016年4月号:日本統計協会 (2016)
- 「結婚・出産と就業の両立可能性」『統計』 2016年1月号:日本統計協会(2016)
- 「消費者物価指数と全国物価統計調査:「地域差指数」の整合性の検証」『統計』9月号:日本統計協会(2007)
- 「経済活動を測る「ものさし」:消費者物価指数について」『明日への統計2005』 総務省統計局統計調査部(2005)
- 「消費者物価指数と真の物価指数」『日経研月報』 第309号 (2004)
- 「『全国物価統計調査』に見るディスカウント店」『統計』 2002年9月号:日本統計協会 (2002)
ワーキングペーパー
- 「保育所等の整備が出生率に与える影響」 RIETI Discussion Paper 23-J-030.
- "Impact of Cash Transfers on Consumption during the COVID-19 Pandemic: Evidence from Japanese Special Cash Payments" (with Norihiro Komura and Takahiro Hattori) RIETI Discussion Paper 21-E-043.
- 「コロナ禍における現金給付の家計消費への影響」(古村典洋氏・服部孝洋氏と共著) RIETI Discussion Paper 21-J-022.
- 「日本の世帯属性別貯蓄率の動向について:アップデートと考察」 RIETI Discussion Paper 18-J-024.
- 「住宅市場と住宅投資の動向」 RIETI Discussion Paper 15-J-013.
- 「女性の労働市場・家計内分配と未婚化」 RIETI Discussion Paper 14-J-048.